SII,ハードウェア的にアクセス権を制御する「Secure Disk Protection」システムを開発
| 【国内記事】 | 2001.11.12 |
セイコーインスツルメンツ(SII)は11月12日,ハードウェア的な制御によってハードディスクを保護する,「Secure Disk Protection Ni-3100」(Ni-3100)を発表した。
Ni-3100は,不正な書き換えからWebサーバを保護することを狙って開発された,専用PCIカード。保護対象となるハードディスクのパーティションごとに,「読み出しだけ可能な状態」(リードオンリー)と「読み出し/書き込み双方可能な状態」(リード/ライト)を設定できる。パーティションは最大6つまで設定可能だ。
実際にWebサーバを公開する際には,あらかじめ該当パーティションを「リードオンリー」に設定することで,不正な改ざん/書き換えから保護する。コンテンツの更新など,正規の書き込みを行う際には,書き込み権を「リード/ライト」に切り替えてから作業を行うことになる。
これらの設定は,イントラネットからWebブラウザを用い,リモートで切り替えられるほか,別途,特定の「鍵」を用いて切り替えることもできる。またサーバが異常停止した場合には,シャットダウンや再起動,指定時間後に「リードオンリー」へ切り替えるといった具合に,さまざまな措置をリモートから行えるようになっている。
SIIでは12月14日より,Secure Disk Protectionシステムを利用したWebサーバシステム開発用キット「Ni-3111-80」の販売を開始する。これにはPCIカードのほかインストーラ,SCSIドライバが含まれており,価格は19万8000円だ。
同社によれば,複数のベンダーが同システムを用いたセキュアサーバの製品化を進めているという。同時に,複数のシステムインテグレータによる,このシステムを応用したWebサーバ構築/製品開発に向けたコンサルティング支援が計画されているという。
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[ ITmedia]
