サンがソルトレーク冬季五輪の公式UNIXサーバサプライヤーに
| 【国内記事】 | 2002.01.25 |
米サン・マイクロシステムズは1月22日,開幕が近づいている2002年冬季オリンピック大会の公式UNIXサーバサプライヤーに選定されたことを明らかにした。オリンピックにおいても,情報の保管や処理に対する需要が高まっており,ソルトレーク組織委員会(SLOC)は,UNIXサーバとストレージシステムのサプライヤーとしてサンを指名した。
サンはこれまでも,ワールドカップサッカー米国大会,メジャーリーグベースボール(MLB.com),F1,アメリカズカップ,ジョン・エルウェイ記念ゴルフクラシック,国際PGAツアーなど,大きなイベントのシステムサポートを経験してきたほか,この23日にはナショナルホッケーリーグ(MHL)のオンライン戦略をサポートすることが明らかにされたばかり。
サンのハードウェアとサービスは,解説者やメディア,3500人の競技者と大会役員,7万人の観客に競技結果を知らせるITシステムの一部として使用されるという。
SLOCの社長兼CEOを務めるミット・ロムニー氏は,「われわれは,信頼性の高いコンピューティング環境を提供してきた確かな実績を考慮し,サンを公式サプライヤーに選定した。冬季オリンピックの成功は,情報を的確に収集,処理,配布できるかどうかにかかっている。サンのシステムとサービスは,すべての国のすべての人たちに最新の成績や順位を知らせる上で重要な役割を果たす」と期待する。
一方,サンのスコット・マクニーリCEOは,「サンは,高い可用性を備えた基幹系コンピュータシステムを世界各国の顧客に納入し,その稼動もサポートしている。われわれは競合の激しい環境で常に活動し,競争している。フェアな競争の最高峰ともいうべきオリンピックを支援できるのは喜びだ」と話している。
オープンなサンのシステムソリューションは,前回のオリンピックで採用されたモデルとは大きく異なるという。冬季オリンピックの情報システム全体は,2002年冬季オリンピック大会の公式情報技術パートナーであるシュルンベルジェセマの下,15社の技術が組み合わされたものになる。
この情報システムは,時間やスコアの記録,チームの順位,メダル獲得数,気象条件,競技者のデータなど速報性が求められる多様な情報を収集・配布するために使用される。情報は,オリンピック会場をはじめとするソルトレークシティーのさまざまな場所で世界中のメディアやISP,および現地の競技者や観客に提供される。
シュルンベルジェセマの統合責任者,ロバート・コッタム氏は,「冬季オリンピックの全体的な情報技術インフラを設計,導入,統合する責任を担う企業として,この複雑なソリューションのすべての側面で最高の企業と協力することの価値を承知している。われわれは,基幹系オープンネットワークシステムで深い経験と世界的な実績を持つサンがSLOCによってプロジェクトの重要なバックボーンのサプライヤーに指名されたことを歓迎する」と話している。
サンはハードウェアのほか,一刻の遅れも許されないミッションクリティカルなサービスを24時間体制で提供するという。サンでは,世界125カ国の企業の1800万に上るシステムの稼動をサポートしており,ソルトレークシティーに拠点を置くサンのチームもサービス部門から派遣されている。
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[ ITmedia]
