エフ・セキュアとサイバーガード,オールインワンのアプライアンスに向け提携

【国内記事】2002.01.29

 フィンランドを本拠とするエフ・セキュアは1月29日,米サイバーガードと提携を結んだことを明らかにした。この提携に伴いサイバーガードは,同社のファイアウォール/VPNアプライアンス製品群に,エフ・セキュアのアンチウイルス技術を統合,搭載する計画だ。

「StarLord」「KnightStar」「FireStar」といったサイバーガードのアプライアンス製品は,MLS(Multilevel Security)という技術をベースとしており,コモン・クライテリアの「EAL4」取得に象徴される堅牢なアーキテクチャを特徴としている。

 サイバーガードは一連のアプライアンスに,エフ・セキュアの「アンチウイルス ファイアウォール版」を組み込んだ製品の開発を進めている。これにより,ファイアウォールおよびVPN機能と,ゲートウェイにおけるウイルスやワームなどに対する防御の機能を両立させる製品が実現できるという。

関連リンク

▼日本エフ・セキュア

▼米サイバーガード

[ ITmedia]