この夏,ロータスと日本チボリシステムズが日本IBMに統合

【国内記事】2002.3.05

 この夏,いよいよロータスと日本チボリシステムズが日本アイ・ビー・エムに統合される。日本IBM,ロータスおよび日本チボリシステムズの3社は3月5日,ロータスと日本チボリシステムズが7月1日付で日本IBMへ営業譲渡を行い,ソフトウェア事業部の一部門として統合されることで基本合意したことを明らかにした。

 ロータスおよび日本チボリシステムズの顧客やビジネスパートナーへの販売・サポートは,日本IBMとして継続されるため,基本的に変更がないという。。

 米国本社では,既に昨年夏に組織的に統合が実施されており,例えば,ロータスデベロップメントの社長を務めていたアル・ゾラー氏は,IBMソフトウェアグループ ロータスソフトウェア部門のゼネラルマネジャーとなっている。

 日本IBMでは,今回の統合により,IBMの4つのソフトウェア製品ブランド「WebSphere」「DB2」「Lotus」,そして「Tivoli」は,それぞれの製品の強みとオープン性を生かしながら,より密接な連携による付加価値を顧客やパートナーらに提供できるとしている。

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