日本IBM,3次元画像処理ソフトを使えるモーバイルWSを発表
| 【国内記事】 | 2002.3.07 |
日本IBMは3月7日,当社初のモーバイル・ワークステーションとして「ThinkPad A31p」4モデルを発表した。最高速クラスの高性能3DグラフィックチップやモーバイルPentium 4/1.70GHz-M,広視野角で高精彩の液晶ディスプレイなどを搭載し,機械設計のCAD/CAMやコンピューターグラフィック(CG)など,エンタープライズ向けのソフトウェアをモーバイル環境でも活用できるという。価格は49万9000円からとなっており,3月27日からの出荷を予定している。
また,ThinkPad A31pには,ネットワーク環境管理ソフトウェアが導入されており,ワイヤレスやブロードバンドのさまざまな環境で,ネットワークの利用が容易になるとしている。
OSは,Windows XP ProfessionalまたはWindows 2000 Professional。グラフィックチップは「ATI MOBILITY FIRE GL 7800」,64Mバイトのグラフィックメモリーを装備している。ダッソーシステムズのCATIA V5をはじめとした3D CADや3D CGなど,OpenGLに対応した多くのアプリケーションとの稼動確認を予定している。
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[ ITmedia]
