日本ベリサインとマイクロソフトがセキュリティ分野で提携
【国内記事】 | 2002.4.17 |
日本ベリサインとマイクロソフトは4月17日,PKIをベースとしたセキュリティ製品の提供と,コンサルティング分野における協調を目的に提携を結んだ。
マイクロソフトはこれまでも,WindowsプラットフォームやActive Directoryを中心に,PKI技術への対応を進めてきた。一方日本ベリサインは,PKI技術をベースに「VeriSign Onsite」をはじめとするマネージドPKIサービス,電子認証サービスを展開している。
両社は今後,マイクロソフトのOSやビジネスプラットフォームに,日本ベリサインのPKIをベースとしたセキュリティサービス,ソリューションを組み合わせ,企業顧客向けに,より安全性と信頼性の高いソリューションやサービスを展開する計画だ。また,セキュリティ設計/実装や電子情報の保護・活用に向けたソリューションを提案するべく,協調してマーケティング活動を展開する。
日本ベリサインではこの提携の第1弾として,Windows 2000に実装されるスマートカードログオンに対応した「ベリサイン マネージドPKIスマートカードソリューション」を発表。このソリューションでは,電子証明書の発行/破棄管理,証明書の一括大量発行が可能となり,Windows 2000へのログイン,アクセス管理などの場面で,PKIをベースとした電子証明書をフルに,また効率的に活用できる。同ソリューションの出荷は17日より開始されている。
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[ ITmedia]