ソリトン,自社開発のシングルサインオン製品「Soliton WEBGate V2.0 for Solaris」を発表

【国内記事】2002.4.19

 ソリトンシステムズは4月19日,シングルサインオンとアクセス制御を実現するセキュアWebポータルソリューション「Soliton WEBGate V2.0 for Solaris」を発表した。

 WEBGateは,同社が独自に開発したセキュアWebポータルソリューション。イントラネットやエクストラネット,ASPサービスなどを1つのポータルに統合し,ユーザー情報やロール(役割)をベースとした認証やアクセス制御を組み合わせ,安全にアクセスすることができる。

 リバースプロキシ型のアーキテクチャを採用しているため,既存の環境に与える影響が少ないこと,同社のICカード「Soliton SmartOn」をはじめ,RADIUSサーバやワンタイムパスワードの「SecurID」などさまざまな認証手段を組み合わせることができ,高い安全性を実現できることなどが特長だ。

 またLDAPやRDBに対応しており,一元的なユーザー情報の管理が可能だ。さらに,各コンポーネントは完全に二重化されており,分散化も実現。これによりアベイラビリティと拡張性を高めている。

 WEBGate V2.0 for SolarisはSolaris8に対応しており,価格は,マネージャライセンスとサーバライセンス,300ユーザー以上のユーザーライセンス付きで195万円。4月22日より出荷を開始する。

 なお,ソリトンシステムズでは今年10月に,WEBGate V2.0のWindows対応版をリリースする予定だ。

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