日立,BB時代の基幹を支えるWebアプリサーバ「Cosminexus Version 5」を発売

【国内記事】2002.4.23

 日立製作所は,電子政府システムや社会基盤システム,企業のサービスシステムなど,インターネットと密接にかかわるブロードバンド時代における企業情報システムを迅速に構築できるWebアプリケーションサーバ「Cosminexus Version 5」(コズミネクサス) を製品化し,4月25日から販売開始することを明らかにした。

 Cosminexus Version 5は,Webアプリケーションサーバである「Cosminexus Application Server Version 5」,Webアプリケーション開発環境「Cosminexus Studio Version 5」,クラスタ製品「Cosminexus Cluster」などで構成される。

 基幹業務システムとの連携を強化するとともに,Webアプリケーション開発時の開発効率を向上させる開発環境も提供するほか,アプリケーションサーバの二重化構成を可能にすることで,信頼性の大幅な向上を実現しているという。

 特にCosminexus Application Server Version 5では,トランザクション処理用ミドルウェア「OpenTP1」との統合機能を追加するとともに,基幹向けWebサーバ「Hitachi Web Server」も組み込んだ。

 また,Webサービス基盤機能は,分散オブジェクト推進協議会が実施したアプリケーションサーバ間のWebサービス相互運用性の検証実験において,日本アイ・ビー・エムの「WebSphere」,日本BEAシステムズの「WebLogic」を含む8種類の主要アプリケーションサーバとの相互接続に成功しているという。

▼日立製作所 Cosminexus情報

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