IBM,アジア太平洋地域の企業向けPC市場でトップに

【国内記事】2002.4.24

 日本アイ・ビー・エムは4月24日,IDCの2001年第4四半期PCトラッキングレポートによると,IBMがアジア太平洋地域における企業向けデスクトップPCおよび企業向けノートブックPCの合計出荷額で首位となったことを明らかにした。特に企業向けノートブックPCは,出荷数量,売上高ともにIBMが首位だったという。

 IDCが発表したデータによると,IBMのThinkPadは,2001年第4四半期の出荷台数が18万6012台(売上高は3億8800万ドル)で,企業向けノートブックPC市場の出荷台数シェアは16.3%と首位に立っている。2位のNECは13.6%だ。

 また,企業向けデスクトップPCと企業向けノートブックPCの合計出荷額でもIBMは7億10万ドルと首位で,市場シェアは単独ベンダーとしては最高の11.9%に達しているという。

 IDCのアジア/太平洋地域リサーチディレクター,キティ・フォク氏は,「IBMが昨年発表したワイヤレスやセキュリティ機能,有用なユーティリティを提供するThinkPadの新シリーズ(X/T/R/Aシリーズ)は,IBMが正しいステップを歩んでいることを示している」と話している。

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[ ITmedia]