ノキア,小規模拠点向けセキュリティアプライアンス「IP120」にIDS機能を追加

【国内記事】2002.4.24

 ノキア・ジャパンは4月24日,IPセキュリティシリーズのローエンドモデル「IP120」に,不正侵入検知システム(IDS)機能を追加したことを発表した。

 同社はこれまで,チェック・ポイント・ソフトウェア・テクノロジーズのファイアウォールとVPNソフトウェアを搭載したアプライアンス製品としてIPセキュリティシリーズを展開。小規模オフィス向けの「IP330」以上のラインナップではさらに,インターネット セキュリティシステムズのIDS製品「RealSecure」を統合し,展開してきた。

 このたびの発表は,RealSecureによるIDS機能を,SOHOや企業の小規模拠点,リモートオフィスなどをターゲットとしたIP120にも搭載,統合するというもの。これにより,企業基幹ネットワークのみならず,リモートオフィスとの間でもより安全な接続が可能になるという。

 IP120は10BASE-T/100BASE-TXポートを3つ,シリアルポートを2つ搭載しており,同社が提供する管理ツール「Nokia Horizon Manager」を用いて,センターの管理者側から集中的な管理が可能だ。価格は,RealSecureのソフトウェアライセンスを除いて58万円で,5月1日より出荷される。

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