ノキア,IPセキュリティシリーズに中規模ネットワーク向けの新機種を追加

【国内記事】2002.4.25

 ノキア・ジャパンは4月25日,中規模ネットワーク向けのセキュリティ・アプライアンス製品「IP710」を発表した。同社の「IPセキュリティシリーズ」の中でも,中〜大規模向けに位置する製品で,企業もしくはサービスプロバイダーをターゲットとしている。

 IP710は,他のIPセキュリティシリーズ同様に,ノキア独自のOS「IPSO」に,チェック・ポイント・ソフトウェア・テクノロジーズのVPN/ファイアウォール製品「VPN-1/Firewall-1」を搭載。さらに,不正侵入検知システム(IDS)として,インターネットセキュリティシステムズ(ISS)の「RealSecure」を搭載している。

 スループットは最大700Mbps。10BASE-T/100BASE-TXポートは20個まで搭載可能で,ギガビットイーサネットにも対応する。また,複数のIP710を利用して冗長化構成をとることも可能だ。

 価格は,搭載ソフトウェアのライセンスを別として698万円。6月1日より出荷が開始される予定だ。

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