ISMS適合性評価制度の審査登録機関として3機関が認定

【国内記事】2002.4.26

 日本情報処理開発協会(JIPDEC)は4月25日,4月1日より開始している情報セキュリティマネジメントシステム(ISMS)適合性評価制度において,3つの審査登録機関を認定したことを発表した。

 このISMS適合性評価制度は,情報システムのセキュリティに関する国際標準であるBS7799,およびISO/IEC17799をベースに,適切なセキュリティ管理がなされているか適合性を評価するもの。評価作業はJIPDECではなく,JIPDECによって認定された審査登録機関が行う。

 このたび,ISMS適合性評価制度の審査登録機関として認定されたのは,日本品質保証機構(JQA),日本検査キューエイ(JICQA),ケーピーエムジー審査登録機構(KPMG RJ)の3機関。いずれも,昨年行われたISMSパイロット事業においても,審査登録機関として実績を残している。

 JIPDECでは引き続き,その他の審査登録機関の認定審査を進めていく。合わせて,ISMS審査員になることを目的としたISMS研修を行う,審査員研修機関の認定業務も行っており,こちらも順次,認定審査が進められているという。

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