エンタープライズ:トピックス | 2002年5月14日更新 |
米アレイネットワークス,セキュリティに特化した新製品「ArraySP」を発表
Array SPは,SSLアクセラレータのほか,RADIUSやLDAPと連携しての認証,ステートフルインスペクション型ファイアウォールやDoS攻撃対策,Webリソースマッピングによるセキュリティ機能などを1つのきょう体にまとめた製品だ。最大で32台までのクラスタ化も可能で,サービスプロバイダークラスの大規模なネットワークに対応できる。
このうちSSLアクセラレータでは,128ビットSSLを毎秒800セッション処理することができるほか,「SSLインサイド」と呼ばれる機能により,エンドツーエンドでSSL通信を確保することができる。また,ユニークな機能として,URLの再使用を制限し,自動的にタイムアウトさせる「ワンタイムURL」があり,これを用いれば,空港などのホットスポットからの一時的なログインを適切に処理できる。
同社では,従来の「Array1000」「Array500」がWebトラフィックの制御に特化した製品であるのに大使,ArraySPはWebトラフィックを警備する,セキュリティのための製品だと表現している。
同社は今後もArraySPの機能を拡張し,将来的にはSOAPのサポートによりWebサービスへの対応を図る計画だという。
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[ITmedia]