| エンタープライズ:トピックス | 2002年5月16日更新 |
サンが日本語対応の「StarSuite 6.0」正式発表,ソースネクストがリテール版販売へ
極東地域以外ではStarOfficeという名称で知られている同オフィススイートは,充実した機能をローコストで提供するというサンのビジョンを具体化したもの。Solarisオペレーティング環境のほか,LinuxやWindows(XPを含む)に対応している。バージョン6からは,アジア言語版が新たに追加され,日本語,韓国語,中国語(簡体・繁体)にも対応した。
StarSuite 6.0は,デフォルトのファイル形式に独自フォーマットではなく,オープンなXMLを採用し,各種のXML対応ツールを使ってStarSuiteファイルを直接編集できるようにしている。また,Microsoft Officeとの互換性が大幅に向上し,Office XPを含むOfficeファイルのインポート/エクスポートフィルタがさらに強化されたほか,ジャストシステムの一太郎ファイルのインポートも可能という。
StarSuite 6.0のライセンスはユーザーに対し付与され,1人のユーザーがプラットフォームを問わない最大5台までのコンピュータにインストールして使用することができる。サンでは,会社で使用しているオフィス環境を自宅のPCやモーバイル用PCなどにもインストールして使用することができ,ユーザーは常に最新のオフィス環境を場所やコンピュータの環境にとらわれることなく,低コストで使用できるようになるとしている。
StarSuite 6.0では,150ユーザー以上の主に大規模な企業ユーザーを対象とした「StarSuite 6.0 エンタープライズ版」と小規模企業ユーザー及び個人ユーザーを対象とした「StarSuite 6.0 リテール版」の2種類が用意される。エンタープライズ版の価格は,150ユーザーライセンス時で,1ユーザーライセンスにつき7500円。
一方リテール版は,新たにソースネクストと販売パートナー契約を結び,販売を開始する。こちらの価格は1万3800円となる。
また,Linuxディストリビューションへのバンドルを積極的に進めるために,ターボリナックス ジャパンとOEM契約も結んだ。ターボリナックスでは,Linuxプラットフォーム版をバンドルしたPC/ワークステーション向けの新バージョン,「Turbolinux 8 Workstation」を5月31日より発売する。価格は1万5800円。なおTurbolinuxの既存ユーザーには優待価格が設けられており,5月17日から30日までの先行予約期間中は9800円,それ以降は1万800円で販売する。
さらに今後,小中高等学校や大学など学校教育法に定める教育機関などには,StarSuite 6.0のライセンス料が無料となる特別措置を設けるという。
なお,サンは引き続きオープンソースコミュニティーであるOpenOffice.orgに対する支援も継続していく。OpenOffice.orgでは,オープンソースのオフィスツールである「OpenOffice.org 1.0」のダウンロードを無償で提供している。
OpenOffice.org 1.0では,StarSuite 6.0と比較して幾つかのフォント,フィルタ,欧文スペルチェッカなどの機能に制限があるほか,サンによるサポートは受けられない。
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[ ITmedia]
