エンタープライズ:トピックス 2002年5月17日更新

RSAセキュリティ,相互運用認定プログラムを国内でも本格的に開始

 RSAセキュリティは5月15日,同社の主力製品であるワンタイムパスワード製品「RSA SecurID」やPKIシステム製品「RSA Keon」と,他のベンダーの製品との相互運用性を認定する「RSA Secured」プログラムを,国内でも開始すると発表した。

 RSA Securedプログラムは,サードパーティ製のセキュリティ製品とRSAセキュリティの製品が連携して正しく動作することを検証,認定するプログラム。システム導入,追加の際の検証やテストにまつわるユーザーの負担を取り除いて速やかな導入を支援し,高品質なセキュリティを提供することを目的としている。

 米RSAセキュリティでは1994年よりRSA Securedプログラムを展開しており,既にリモートアクセスサーバやRADIUSサーバ,VPN製品など多様な製品が認定を受けており,5月13日の時点で272社,412製品に上る。なおこのうち国内における認定製品は,7社8製品となっている。

 RSAセキュリティではこのたび,国内にRSA Securedプログラム専用の窓口を設置し,本格的な活動を開始した。RSAセキュリティが同プログラムの申請作業を一部代行することにより,ベンダー側の英文翻訳などの負担を軽減し,国内で販売されているセキュリティ製品の認定を促進していく。また,認定を取得した製品すべてを掲載したWebサイト「RSA Secured ソリューションディレクトリ」を公開し,情報提供に努める。

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▼RSAセキュリティ

▼RSA Secured ソリューションディレクトリ

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