エンタープライズ:トピックス 2002年5月29日更新

日本IBM,IAサーバとLinuxによるセキュリティ対策サービスを提供開始

 日本アイ・ビー・エム(日本IBM)は5月29日,同社のIAサーバ「IBM eServer xSeries」とLinuxを組み合わせたセキュリティ対策サービス「IBM eServer xSeriesセキュリティ・サービス Linux版」を発表した。

 IBM eServer xSeries セキュリティ・サービス Linux版は,セキュリティ対策システムの導入・構築を行う「IT構築支援サービス」,障害対応支援,保守サービスなどを行う「運用・保守サービス」,不正アクセス監視,ウイルス監視,ハードウェア障害監視を行う「監視サービス」で構成されるもの。

 システム構築から運用までのセキュリティ強化に対応し,必要に応じた個別メニューからの選択も可能。これにより,短期間に低価格で高いセキュリティのシステムを構築できる。また,24時間×365日の運用・監視やハードウェア,ソフトウェア,セキュリティ障害に迅速な対応を行うことで,不慮の事故によるビジネスの中断を最小限にすることができるという。

 価格は個別見積となるが,xSeriesのエントリモデルで,IT構築支援サービスのみが65万円より,保守サービスのヘルプデスクサービス(アンサー・ライン・サービス)のみが月額10万8000円より,不正アクセス監視サービスのみが月額30万円よりとなる。

 なお,5月29日〜31日の期間,東京ビッグサイトで開催される「LinuxWorld Expo/Tokyo 2002」で,監視サービスのデモンストレーションが紹介されている。

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[ ITmedia]