エンタープライズ:トピックス 2002年6月06日更新

osCommerce日本語化プロジェクト、E-コマースソリューションの最新版をリリース

 ビットスコープを中心とするosCommerce日本語化プロジェクトは6月6日、国際的なコミュニティーであるoscommerce.comで開発が進められているGPLライセンスによるオープンソースE-コマースソリューション「osCommerce 2.2 日本語版(安定版)」を6月10日にリリースすることを発表した。

 osCommerceは、既に十数カ国語に翻訳され、世界中で数百のサイトが稼動しているオープンソースE-コマースソリューション。今回、日本語へのローカライズと日本独特の支払い方法や配送手段への対応が完了しリリースされることが決定した。

 osCommerceは稼動環境として、OSにLinux、WebサーバにApache、データベースにMySQL、開発言語にPHPを採用。すべてがオープンソースで開発されている。同ソリューションを利用することで、短期間、低コストでオンラインショップをスタートが可能。特別な知識がなくても運営・管理ができるという。

 プラットフォームは、Linux以外にも、FreeBSD、Solaris、Windowsに対応する。osCommerce 2.2 日本語版のパッケージは、ビットスコープのWebサイトから無償で配布される。なお、osCommerceの詳細は、専用のWebサイトで紹介されている。

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[ ITmedia]