エンタープライズ:トピックス 2002年6月13日更新

ネクサンティス、Web環境向けのアクセス制御/SSO製品を発表

 ネクサンティスは6月13日、Webサーバに対するアクセスコントロールとシングルサインオン(SSO)を実現するセキュリティソフトウェア、「PortalXpert」を発表した。

 アクセス制御とSSOは、正当なユーザーのみに必要なリソースへのアクセスを許可し、同時にエンドユーザーの利便性を向上させることから、注目を集めている分野だ。既に幾つかの製品が投入されている。ネクサンティスでも、レガシーシステムを含んでのアクセスコントロールとSSOを実現する「AccessMaster」をリリースしており、国内の金融機関やキャリアでの導入事例を持つ。

 これに対しPortalXpertは、Web環境を前提とした製品。認証手段としては、IDとパスワードのほか、ベーシック認証、フォーム認証、ワンタイムパスワードやX.509準拠の電子証明書などを利用できる。リソースに対するユーザーのアクセス状況はすべて記録されるようになっている。

 プラグアンドプレイで導入できるため、既存のWebサーバやクライアントに変更を加える必要がないことが特徴だ。また、URLのマッピング機能により、社内サイトやパートナーなどのURL情報を外部に漏らすことはないという。

 PortalXpertとAccessMasterを統合しての運用も可能という。

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[ ITmedia]