エンタープライズ:トピックス | 2002年6月18日更新 |
フルーク、10万円を切る携帯型ネットワークテスターを発売
LinkRunnerは、ネットワークトラブル発生率の高い物理層とデータリンク層に加え、ネットワーク層をカバーする携帯型のネットワークテスタ。本体重量は約113グラムというコンパクトな設計で、価格は9万円だ。同社によると、レイヤ1〜3までをカバーした携帯型テスターで10万円を切ったのは、この製品が初めてという。
同製品では、回線スピードやドロップの状況を調べるリンクテスト、ネットワークケーブルの長さが規定値内かどうかを検査するレングステスト、およびリソースやNICとの接続性の確認を行うPingテストという3つのテストを通じて、トラブルの原因を迅速に切り分けることができる。
また、ネットワークケーブルの追加や移動、破損などが発生した場合に、ケーブルとデバイスと間の接続を確認する「LinkPulse」という機能も加わっている。これを利用すれば、どのアクティブポートにケーブルが持続されているかを確認できる。
さらに、同社が提供する「Cable ID Accessory」や「Tone Probe Receiver」といった機器を組み合わせることで、より効率的にネットワークトラブルを発見することができるという。
なおフルーク・ネットワークスでは同製品の発売を記念し、7万8000円の特別価格で販売するキャンペーンを11月30日まで行う。
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[ ITmedia]