エンタープライズ:トピックス 2002年6月25日更新

SSH Secure Shell日本語版クライアント、教育機関向けに割引提供

 SSHコミュニケーションズ・セキュリティは6月25日、教育機関を対象に、暗号通信ソフト「SSH Secure Shell for Workstations(日本語版クライアント)」の割引対象サービスを開始することを発表した。

 SSH Secure Shellは、東京大学や京都大学、慶應義塾大学など多くの大学で利用されているが、英語版に関しては保守契約なしの非商用ライセンスを無償で提供し、日本語版クライアントについては通常の商用ライセンスを有償で提供してきた。だが、日本語版の需要が増加してきたことから、教育機関向けには割引価格で提供することにしたという。

 SSH Secure Shell for Workstations(日本語版クライアント)は、通常1クライアント当たり1万3900円となっているが、7月8日よりアカデミックプライスを設定し、半額の6900円で提供する。対象となるのは、小・中・高校、大学および大学に関連する研究機関、教員、職員またはそれに準ずる団体や個人となり、10ライセンス以上の場合はボリュームライセンスも提供される。

 また、日本語クライアントに関するサイトライセンスも有償で提供される。サイトライセンスの価格は、学校の規模に応じて決定される。

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[ ITmedia]