エンタープライズ:トピックス 2002年6月28日更新

大成建設が1万2000人規模でRSA SecurIDを導入、本体はオリジナルデザインに

 大成建設は、Webベースで運用している社内情報系システムのセキュリティを高めることを目的に、RSAセキュリティのワンタイムパスワード製品「RSA SecurID」を全社員に導入した。1万2000人規模の一括採用となり、これは国内建設業界では最大規模という。

 同社では4月より、社内情報系システムをWebベースのオープンシステムに移行したが、ここで課題となったのが、アクセスしてくるユーザーの本人認証だった。そこで、誰もが簡単に利用できるセキュリティ対策として、SecurIDを採用したという。

 SecurIDの導入に際しては、テクマトリックスがシステム設計・構築を担当した。ユーザー登録作業やSecurID本体の配布、人事データベースとRSA ACE/Serverとの自動連携システムなども実現したという。

 さらに大成建設では、トークン本体に自由なデザインを施すことができる「RSA SecurID Select」サービスを採用。同社のロゴと取り扱い説明を加えたオリジナルデザインとすることで、社員のセキュリティ意識向上を図った。

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[ITmedia]