エンタープライズ:ニュース | 2002/07/08 20:21:00 更新 |
NTT-AT、ICカードを組み合わせた指紋認証装置を発売
NTTアドバンステクノロジ(NTT-AT)は7月8日、エムコマースのICカードリーダ/ライタに指紋認証機構を組み合わせた本人認証機器「MUSB200-COMBO」を発表した。
NTTアドバンステクノロジ(NTT-AT)は7月8日、エムコマースのICカードリーダ/ライタに指紋認証機構を組み合わせた本人認証機器「MUSB200-COMBO」を発表した。
指紋認証に代表されるバイオメトリック認証は、広く用いられているIDとパスワードの組み合わせに比べるとコストは高いものの、セキュリティ強度が高く、またエンドユーザーにとっても利用しやすい点がメリットだ。
MUSB200-COMBOでは、ICカードに登録された本人の指紋情報と照合を行うことにより、より強固なセキュリティを実現し、機密情報の盗用や改ざん、成りすましを防ぐという。秘密鍵との連動も可能で、さまざまなPKIアプリケーションや電子署名サービスも実現できる。
NTT-ATではこの製品を、e-コマースや電子政府、電子自治体といった分野に向けて、アプリケーションも含めたシステムの形で提案していく。MUSB200-COMBOの価格はオープンプライスで、同社は関連アプリケーションも含め、今後1年間で10システムの導入、2億円の売上を目標としている。
関連リンクNTT-AT
[ITmedia]