エンタープライズ:ニュース 2002/07/09 21:11:00 更新


KCCSがユニークなセキュリティ製品「IP360」を販売、サービスとしての展開も

京セラコミュニケーションシステム(KCCS)は7月9日、米エヌサイクル・ネットワーク・セキュリティ(エヌサイクル)と販売代理店契約を結んだことを発表した。

 京セラコミュニケーションシステム(KCCS)は7月9日、米エヌサイクル・ネットワーク・セキュリティ(エヌサイクル)と販売代理店契約を結んだことを発表した。

 これにともないKCCSは、エヌサイクルのセキュリティアプライアンス製品、「IP360 Network Exposure Management System」の国内販売を開始する。

 IP360 Network Exposure Management System(IP360)は、セキュリティポリシーの運用状況を管理することによって、不正侵入や改ざんといったセキュリティ上の侵害に加え、システムダウンも含んだ総合的なビジネスリスクを減らすための製品だ。

 この製品ではまず、ネットワークやサーバ上の「Exposure」(アクセス可能な入り口)のうち、不要だったり、セキュリティポリシーに反するものをなくす。その上で残ったExposureのリスクレベルに応じてアクセス状況を常に監視するという。このためIP360では、最新の脆弱性情報を自動的にアップデートできるほか、ネットワークの資産管理やセキュリティポリシーの監視、リスクレベルの数値化といったさまざまな機能と独自技術が搭載されているという。

 既存の脆弱性検査ツールに比べると、システムに与える負荷が少なく、リアルタイムで検査が行えることなどが特徴だ。また、検出されたExposureに準じて、設置された不正侵入検知システム(IDS)の設定を自動的にチューニングし、本当に脅威となるアクセスのみを効率的に検知することも可能という。

 KCCSではIP360を、改ざん検知とデータの整合性確認を実現する米トリップワイヤの製品群と組み合わせて提供していく。IP360による予防的な視点からのセキュリティ維持と、トリップワイヤの整合性確認機能を併用することで、すばやく被害状況を確認し、速やかに復旧作業を行えるという。

 またKCCSは、同社のデータセンター事業「D@TA Center」でも、IP360やTripwire for Serversなどを組み入れたネットワークセキュリティマネジメントサービスを展開する計画だ。

 IP360の価格は、50IPライセンスで月額62万5000円から。

関連リンク
▼京セラコミュニケーションシステム
▼米エヌサイクル・ネットワーク・セキュリティ

[ITmedia]