エンタープライズ:ニュース 2002/07/18 18:33:00 更新


Liberty 1.0準拠のID管理ソリューション、米ノベルが開発中

米ノベルは、Liberty Allianceが先日公開した仕様、「Liberty 1.0」に準拠したアイディンティティ管理ソリューションを、2002年末までに提供すると発表した。

 米ノベルは、Liberty Allianceが先日公開した仕様、「Liberty 1.0」に準拠したアイディンティティ管理ソリューションを、2002年末までに提供すると発表した。

 このソリューションは、「Saturn」というコードネームで、現在開発中。ユーザーのアイデンティティ情報を、Liberty 1.0に準拠した形で企業間でやり取りし、Webサイト間のシングルサインオンを実現するという。

 さらにこの製品では、自分のアイデンティティ情報が複数のWebサイト間で利用されてもいいかどうかを、ユーザー自身が決定できるという。

 同社はさらに、Webセキュリティソリューション「Novell iChain」にもLiberty 1.0仕様を組み込み、年末までに提供を開始する計画。

 なお米ノベルは、これとは別に、次世代ディレクトリサービスのロードマップとして「プロジェクト・デスティニー」を発表している。

 これは主に、Webサービス、ダイナミック・アイデンティティ、インテリジェント・インフラストラクチャ、フェデレーテッド・トラストという4つの分野における機能拡張から構成されており、今年中に提供されるUDDIサーバのリリース計画も含まれている。

関連リンク
▼ノベル
▼Liberty Alliance

[ITmedia]