エンタープライズ:ニュース 2002/07/29 20:02:00 更新


ラックと提携でセキュリティへの取り組みを強化するマイクロソフト

マイクロソフトは、同社のセキュリティへの取り組みをプレス向けに伝えるセミナーを開催した。同社は7月26日に、ネットワークセキュリティ事業を展開するラックと提携しており、企業システムを対象としたセキュリティ対策技術を相互に活用する。

 マイクロソフトは7月29日、同社のセキュリティへの取り組みをプレス向けに伝えるセミナーを開催した。その中で同社は、7月26日に、ネットワークセキュリティ事業を展開するラックと提携したことを強調しており、両社は、企業システムを対象にセキュリティ対策技術を相互に活用する。マイクロソフトとしては、同社が提唱する「信頼できるコンピューティング」の強化を、ラックは、マイクロソフトのブランド力を背景にした新しい顧客層の発掘などを目的としている。

 提携による主な活動は、「セキュリティ情報の提供」「セキュリティソリューションの提供」「セミナーの共催」の3つ。

 ラックのコンピュータセキュリティ研究所は、マイクロソフト製品の脆弱性の発見や検証を行い、情報を提供していく。同社は、マイクロソフトの技術支援を受けて、独自のセキュリティソリューションを、顧客のサーバやクライアントに導入する考えだ。

 また、両社は共同で、企業経営者やシステム管理者向けにセキュリティセミナーを開催し、顧客に対してシステムの安全性確保の方策を提案するという。

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[ITmedia]