エンタープライズ:ニュース 2002/07/30 15:05:00 更新


NECソフト、Linux用電子メールコンテンツセキュリティ製品の新バージョン

NECソフトは7月29日より、電子メールによる機密情報の漏洩を防ぐ、コンテンツセキュリティソフトウェア、「GURADIAN WALL for Linux V4.0」の販売を開始した。

 NECソフトは7月29日より、電子メールによる機密情報の漏洩を防ぐ、コンテンツセキュリティソフトウェア、「GURADIAN WALL for Linux V4.0」の販売を開始した。

 GURADIAN WALLは、企業LAN環境からインターネットへ送り出される電子メールの内容を検査し、あらかじめ設定された電子メールの利用規定(ポリシー)に違反する場合はブロックすることで、顧客情報をはじめとする重要な情報の漏洩などのリスクを減らすためのソフトウェアだ。発信記録の保存が可能なほか、電子メールの送信アドレスや宛先アドレス、サイズなどを条件に配送制御を行うこともできる。

 元々は住友金属システムソリューションズがUNIX版として開発した製品を、NECがLinuxに移植したものだ。

 新バージョンでは、管理対象となるメールアドレスのグループ化が可能になり、検査状況や発信記録の管理をグループ単位で行えるようになった。さらに、保存用にバックアップしたメールの検索・閲覧時の検索条件が追加されたり、システム稼働状況の詳細情報画面が加わるなど、きめ細かな運用・管理が可能になっている。

 価格は、50ユーザーで120万円、500ユーザーで200万円など。

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[ITmedia]