エンタープライズ:ニュース 2002/07/30 17:34:00 更新


NAC、Webコンソールが標準付属となったSniffer Distributed新バージョンを投入

日本ネットワークアソシエイツ(NAC)は7月30日、分散型ネットワーク監視/パフォーマンス管理ツールの新バージョン、「Sniffer Distributed 4.2E(英語版)」の発売を開始した。

 日本ネットワークアソシエイツ(NAC)は7月30日、分散型ネットワーク監視/パフォーマンス管理ツールの新バージョン、「Sniffer Distributed 4.2E(英語版)」の発売を開始した。価格は68万6000円から。

 Sniffer Distributedは分散型のネットワーク管理ツール。ネットワークを常時監視することにより、障害が深刻化する前に問題点を把握し、プロアクティブな管理を実現することが特徴だ。

 新バージョンでは標準で「Web Console」が搭載され、管理者が場所を問わずに、ネットワーク運用や状態のモニタリングを行えるようになった。これにより、分散型というSniffer Distributedのメリットを効果的に生かせることになる。

 またオプションとして、VoIPネットワークの音声データ管理を実現する「Sniiffer Voice for Sniffer Distributed」や、第3世代携帯電話やモーバイル機器を含んだネットワークに対応した「Sniffer Mobile for Sniffer Distributed」が提供される。

 NACは同時に、Sniffer Distributed 4.2E(英語版)と中・長期間のレポーティングツール「Sniffer Watch」、Sniffer製品群を統括する統合管理ツール「Sniffer Resource Manager(SRM)」を組み合わせた導入用パッケージ、「Sniffer EMAスタータパック」も発売する。

 同パッケージは、ネットワークの監視・分析と統計情報の加工までをトータルにサポートするもので、価格は953万3500円。個別に各製品を購入する場合に比べ、18パーセント割安になっている。

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[ITmedia]