エンタープライズ:ニュース 2002/08/22 18:58:00 更新


Kソリューション、QoS測定ツール「SPKIE Version2」をリリース

Kソリューションは、最大20のIPアドレスに対するパケット遅延/ジッタなどを同時に測定できる「SPIKE Version2」をリリースした。

 Kソリューションは、IPネットワーク上の遅延やジッタ、パケットロスを計測する測定器「SPIKE Version2」をリリースした。価格はオープンプライス。

 SPIKEは、テストパケットをルータやホストなどの任意のターゲットに送出することにより、ネットワークの遅延やジッタ、パケットロスを計測するためのツールだ。1つのSPIKEから、最大で20IPアドレスに対する同時測定が可能であり、機器を対向に設置する必要はない。

 送出するテストパケットのパケット長やパケット送出間隔、優先フラグは任意に指定することができ、実際のトラフィックを模したテストパケットを生成できる。また、測定結果をSNMP対応のネットワーク監視装置に渡し、一元的に管理を行うことも可能だ。

 同社はSPIKEを活用することにより、VoIPやストリーミングのように品質が重視されるトラフィックのQoSを維持し、サービスレベルを実現できるとしている。

 Kソリューションは今後も、最大100IPアドレスへの同時測定が可能な上位機種などをリリースしていく計画だ。

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[ITmedia]