エンタープライズ:ニュース 2002/09/02 17:35:00 更新


JENS、オールインワンタイプの法人向けセキュリティサービスを提供

JENSは9月2日より、ファイアウォールやVPN、ウイルスチェックといったセキュリティ対策をまとめて提供する「JENSセキュアゲートウェイサービス」を開始した。

 JENSは9月2日より、VPN機能を備えたファイアウォールに、各種ウイルスチェック対策をまとめて提供する法人向けのセキュリティサービス、「JENSセキュアゲートウェイサービス」を開始した。

 同サービスは、これまで別々に導入する必要があったファイアウォールやVPN、メールやHTTP(Web)のウイルスチェックといったセキュリティ対策をひとまとめに提供する統合セキュリティサービス。JENSの顧客だけでなく、他社の専用線サービスやデータセンターサービスを利用している顧客でも利用できる。

 JENSセキュアゲートウェイサービスでは、標準サービスとしてファイアウォール機能が提供され、さらにオプションとしてリモートユーザーや拠点間でのVPN、SMTPやHTTP、FTPに対するウイルススキャンサービスが提供される。

 標準サービスで提供されるファイアウォールには、複数の顧客がVLANで区切られた集合型ファイアウォールを利用する「共用タイプ」と、専用ファイアウォールを提供する「専用タイプ」があり、後者ではファイアウォールの性能によって4種類のメニューが用意されている。なお共用タイプは10月以降提供される予定だ。

 ファイアウォール/VPN機器には、ルーセント・テクノロジーズの「Brickシリーズ」を、またウイルススキャンにはトレンドマイクロのウイルス検知データベース/テクノロジーを採用している。また、同サービス導入の際には、JENSのセキュリティ担当エンジニアが、セキュリティポリシーの構築やファイアウォール/VPNの設定といった運用支援を行う。

 料金は、標準タイプの初期導入費用が5万円、月額料金は専用タイプ(Brick20)が3万円から。オプションの「ウイルススキャンサービス」は、初期費用5万円、月額料金は登録ユーザー数が10名までの場合で1万円から、また「リモートユーザーVPN」は、初期費用が1万円、月額料金は登録ユーザー数が25名までの場合で1万円からなどとなっている。

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[ITmedia]