エンタープライズ:ニュース 2002/09/06 17:58:00 更新


「RSA SecurID」のソフトウェアタイプにPDA版が登場

RSAセキュリティは、ワンタイムパスワードトークン「SecurID」のラインナップを拡張。同様の機能をソフトウェア的に実現するPC用製品に加え、PDA対応版もリリースした。

 RSAセキュリティは9月9日より、ソフトウェアタイプのワンタイムパスワードトークン、「RSA SecurID Software Token 3.0 for Windows Workstations」の販売を開始する。

 同社のハードウェアトークン、「RSA SecurID」は、社内ネットワークやイントラネットへアクセスする際に、ワンタイムパスワードを組み合わせた二要素認証を実現。認証サーバの「RSA ACE/Server」とともに、ネットワークアクセス時のセキュリティを強化する。

 RSA SecurID Software Token 3.0 for Windows Workstationsは、これと同様の機能をソフトウェア的に実現するものだ。新バージョンでは新たにWindows XPをサポートした。また、同時に発売される「RSA SecurID Software Token 1.0 for Pocket PC」は、RSA SecurIDの機能を、Windows CEを搭載したPDAで実現する。

 RSAセキュリティでは、両製品の発売によってハードウェア型とPC用、PDA用のソフトウェア型というラインナップがそろい、ユーザーの就業形態や環境に合わせて、最適なSecurIDを選択できるとしている。価格は、500ユーザーライセンスまでの場合で、1ユーザーにつき4000円から。

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[ITmedia]