エンタープライズ:ニュース 2002/09/09 15:09:00 更新


JNSA、地方自治体のセキュリティ監査を目的に新WGを設立

日本ネットワークセキュリティ協会が、地方自治体におけるセキュリティ監査の実施を目的に、新しいワーキンググループを発足させた。

 日本ネットワークセキュリティ協会(JNSA)は、中立的な立場によるセキュリティ監査の実施を目的としたワーキングループ(WG)を発足させたことを明らかにした。

 このWGでは、特に地方自治体を対象に活動していく。JNSAが公開している「情報セキュリティポリシーサンプル(0.91版)」などを参考に、BS7799に添った形の地方自治体向けのセキュリティ監査基準を作成し、10月にはα版を、年内には監査用の本拡販を完成させる予定だ。監査手順の検討や監査企業の紹介、情報提供窓口の設置といった活動を行うほか、10月以降、全国主要都市でセミナーを開催し、セキュリティ監査に関する啓発活動を行っていく。

 なお同WGのメンバーは、現在149社を数えるJNSA会員企業とJNSA顧問の中から選定するほか、有識者や地方自治体の首長からの参加も予定している。

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▼日本ネットワークセキュリティ協会

[ITmedia]