エンタープライズ:ニュース 2002/09/10 18:38:00 更新


「シリコンがコンピューティングに新たな将来性をもたらす」とインテルCOO

米インテル社長兼COOのポール・オッテリーニ氏が、IDF Fall 2002の基調講演に登場した。

 米インテルコーポレーション社長兼COOのポール・オッテリーニ氏は9月9日、米カリフォルニア州サンノゼで開催中の開発者向け会議「インテル・デベロッパ・フォーラム(IDF)Fall 2002」の初日の基調講演で、シリコンこそがコンピューティングとコミュニケーションの両業界に新たな将来性をもたらし、そして前進させるエンジンになると述べた。

 同氏は、「コンピューティング、コミュニケーションの両業界とも、歴史上これまでにない軌道修正を余儀なくされて今す。しかし、新技術や画期的な製品、信頼性、安全性にいっそう優れたインフラストラクチャに向けた活動に変化はありません」と、業界全体としては、真に革新的で顧客の利益につながる新しい製品やサービスの提供に取り組んでいるとの見解を表した。

 このほか、インテルが現在、開発を進め、来年上半期に製品化を予定している新しいプラットフォーム「Banias」の技術/製品デモンストレーション、「ハイパー・スレッディング(HT)・テクノロジ」を搭載し3GHzで動作するPentium 4のデモ、将来導入が予定されている「ラ・グランデ・テクノロジ(LT:LaGrande Technology)」についての概説などを行った。

 同氏は最後に、ソフトウェア開発者向けの支援活動として、「インテル・ソフトウェア・カレッジ」の設立を発表した。

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[ITmedia]