エンタープライズ:ニュース 2002/09/26 22:28:00 更新


日本エフ・セキュア、Linux上で動作するゲートウェイタイプのウイルス対策製品

日本エフ・セキュアは9月26日、Linux上で動作し、POP3やSMTPに加え、HTTPやFTP経由のトラフィックについても検査を行うウイルス対策製品、「アンチウィルス Linuxゲートウェイ」を発表した。

 日本エフ・セキュアは9月26日、Linux上で動作するウイルス対策ゲートウェイ製品、「アンチウィルス Linuxゲートウェイ」を発表した。10月より販売を開始する。

 アンチウィルス Linuxゲートウェイは、企業LANとインターネットの間で、さまざまなトラフィックにウイルスが含まれていないかどうかをチェックする。POP3/SMTP対応により、電子メールおよび添付ファイルに対するウイルス検査を実現するほか、HTTPやFTPもサポートするため、NimdaのようにWebサイトの閲覧によっても感染を広めるウイルスをブロックできる。

 特徴は、高速ウイルススキャンエンジンによるパフォーマンスの高さといい、HTTPで110Mbps、SMTPでは120Mbpsのスループットを実現するという。

 アンチウィルス Linuxゲートウェイの対応ディストリビューションは、RedHat Linux、Laser5 Linux、Debian、TurboLinux、Mandrake、SuSE、Vineなど。価格は、25ユーザー以下の場合で初年度11万7000円、次年度以降の年間価格は5万8500円となる。90日間無償の試用版が◆http://www.f-secure.co.jp/download/trial/◇同社Webサイトで提供されている。

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[ITmedia]