エンタープライズ:ニュース 2002/10/08 12:55:00 更新


日本IBM、「NetVista」シリーズに4機種37モデルを発表

日本IBMは、デスクトップPC「NetVista」シリーズの新製品を発表した。従来機のCPUを高速化したものが多いが、価格重視のエントリー機が新たに追加となった。

 日本IBMは10月8日、デスクトップPC「NetVista」シリーズの新製品として4機種37モデルを発表した。価格重視のエントリー機「IBM NetVista A30」が新しくラインアップに加わった。全モデル10月9日に出荷開始の予定。

 「IBM NetVista M42 Slim(6290)」は、奥行き26cm、上向き排気など、日本のオフィス向けにデザインしたという省スペースPC。CPUはPentium 4/1.9GHz、同/2.2GHz、同/2.53GHzまたはCeleron/1.7GHz、チップセットにIntel 845GVまたはIntel 845GLを採用し、メモリはDDR SDRAM。USB2.0ポートも備えている。全14モデルを用意する。

 Celeron/1.7GHz、128MバイトDDR SDRAM、40GバイトHDD(5400RPM)、24倍速CD-ROMドライブ、10/100BASE-TX、Windows XP Home Editionという最小構成のモデル6290-45JがIBMダイレクト価格で10万5000円。

 「IBM NetVista M42(8305)」はセキュリティチップを内蔵した同社デスクトップPCのハイエンド機。4モデルを用意する。CPUにPentium 4/2.53GHz、チップセットIntel 845G、メモリ256MバイトDDR SDRAM、40GバイトHDD(7200RPM)、48倍速CD-ROMドライブ、10/100BASE-TX、Windows XP Home Editionという最小構成のモデル8305-66JがIBMダイレクト価格で19万4000円。

 「IBM NetVista A30p(8311)」はミドルタワーきょう体を採用したハイコストパフォーマンス機で、全5モデル。CPUにPentium 4/2.40BGHz、同/2.53GHzを搭載。Pentium 4/2.40BGHz、チップセットIntel 845G、256MバイトDDR SDRAM、40GバイトHDD(7200RPM)、48倍速CD-ROMドライブ、10/100BASE-TX、Windows XP Home Editionという最小構成のモデル8311-49JがIBMダイレクト価格で11万6800円。

 「IBM NetVista A30(6826)」は、NetVista M42から情報排気などの機能を省いて価格を抑え、ビジネスに必要な性能をM42 Slimほどではないがスリムなきょう体に収めた、省スペース型エントリー機。全14モデルを用意する。CPUはPentium 4/1.8AGHzまたはCeleron/1.7GHzでチップセットはIntel 845GV/Intel 845GL。

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今回新しく追加となった「NetVista A30」シリーズ

 CPUにCeleron/1.7GHz、128MバイトDDR SDRAM、40GバイトHDD(7200RPM)、48倍速CD-ROMドライブ、10/100BASE-TX、Windows XP Home Editionという最小構成のモデル6826-12JがIBMダイレクト価格で8万2800円。

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[ITmedia]