エンタープライズ:ニュース 2002/10/08 19:22:00 更新


日本IBM、「エンジニアリング&テクノロジー・サービス」部門を設立

日本IBMは製造業の設計・開発業務の支援サービス事業を行う「エンジニアリング&テクノロジー・サービス」部門を設立した。

 日本アイ・ビー・エム(日本IBM)は10月8日、新たに「エンジニアリング&テクノロジー・サービス」事業部門を設立したと発表した。

 エンジニアリング&テクノロジー・サービスでは、製造業をはじめさまざまな業種の企業が行なっている電子機器などの設計・開発・コンサルティング・製造サポートの業務支援サービス事業を展開する。

 米国で新設された「エンジニアリング&テクノロジー・サービス」部門とともに、全世界700人のエンジニアによる協業体制のもとでサービスを提供し、来年には1000人以上に拡大していく計画だ。

 なお、同部門では、本格展開に先駆けて、ミノルタ、ソニー・コンピュータエンタテインメント、ジェイ・シー・エムなど数社に対しサービスの提供を開始している。ミノルタについては、PowerPCアーキテクチャーを採用した最新デジタル複合機用コントローラーに関する開発、設計および製造のサービス提供、ソニー・コンピュータエンタテインメントについては、「PlayStation BB Unit」用インターフェースチップの開発サービス提供、ジェイ・シー・エムとは、ThinkPadをベースとしたレストラン向けエンターテインメント端末の開発を進めているという。

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▼日本IBM

[ITmedia]