エンタープライズ:ニュース 2002/10/08 20:35:00 更新


米オラクル、メッセ−ジング統合製品「Oracle Collaboration Suite」を出荷

米オラクルは、メッセージング統合製品「Oracle Collaboration Suite」を出荷開始した。

 米オラクルは10月7日、メッセ−ジング統合製品「Oracle Collaboration Suite」の出荷を開始したと発表した。

 Oracle Collaboration Suiteは、エンドユーザーの生産性を高めるため、一般的なコミュニケーションツールや「Microsoft Outlook」などの汎用的インタフェースを使用して、統合された情報へアクセスできるようにするもの。例えば、エンドユーザーは、電話で電子メールを聞いたり、電子メールを使ってボイスメールをチェックしたりできる。

 「Oracle9i」のインフラストラクチャに基づいて、単一の情報レポジトリで構築されているため、大量のサーバのアップグレードや保守、管理を行う必要がなく、コストを削減できるという。

 価格は、1指名ユーザーあたりのライセンスが60ドルで、これには音声によるサポートが含まれ、ユーザーが情報へのアクセスに使用する機器の数は無制限。現在、Solaris、HP 9000 Series HP-UX、Linuxに対応しており、2002年末までに、Windows NT/2000、HP Tru64 UNIX、IBM AIXに対応する予定。

 なお、日本における対応は未定。

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[ITmedia]