エンタープライズ:ニュース 2002/10/10 17:56:00 更新


日本NCR、無線LAN管理ソフトウェアとIEEE802.11a対応無線LANアクセスポイントを発売

日本NCRは、無線LAN用の管理ツール「Wireless LAN Manager」とIEEE802.11a(802.11a)規格に対応した無線LAN「ORiNOCO AP-2000 5GHz Kit」の販売を開始した。

 日本NCRは、無線LAN用の管理ツール「Wireless LAN Manager」とIEEE802.11a(802.11a)規格に対応した無線LAN「ORiNOCO AP-2000 5GHz Kit」の販売を開始した。

 Wireless LAN Managerは、無線LAN専用の管理ソフトウェア。多数のAPの設定やソフトウェアの変更をグループ単位で行うことができる。規模が拡大するほど複雑になるこれらの作業を単一のユーザーインタフェースから行うことも可能だ。独立版と「HP OpenView」に対応したプラグイン版の2種類を用意する。

 独立版には、最大50台までのAPを管理できるWireless LAN Managerと、51台以上のAPの管理が可能なWireless LAN Manager Plusがあり、価格はそれぞれ19万8000円、39万8000円。HP OpenViewのプラグイン版には、同様にWireless LAN PRO Managerと、Wireless LAN PRO Manager Plusがあり、価格はそれぞれ19万8000円、39万8000円。

 「ORiNOCO AP-2000 5GHz Kit」は、米プロキシムの無線LANアクセスポイント「ORiNOCO AP-2000」を802.11aに対応させるための製品。デュアル・スロットに対応したORiNOCO AP-2000に装着することで、IEEE802.11b(802.11b)と802.11aの無線LAN機能を1台のAPに持たせることができる。ORiNOCO AP-2000 5GHz Kitは、専用のダイバーシティアンテナを搭載しており、広範囲の通信が行える。価格は、4万9000円。

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[ITmedia]