エンタープライズ:ニュース 2002/10/22 20:33:00 更新


シマンテック、電子メールゲートウェイでウイルス対策を行う新製品を発売

シマンテックは、電子メールゲートウェイ・ウィルス対策ソフトウェアの最新バージョン「Symantec AntiVirus for SMTP Gateways 3.0」を、11月11日より発売する。

シマンテックは10月22日、電子メールゲートウェイでウイルス対策を行うソフトウェア「Symantec AntiVirus for SMTP Gateways 3.0」(シマンテック・アンチウイルス・フォー・SMTPゲートウェイ3.0)を発表した。

  同製品は、SMTPサーバで送受信される電子メールのトラフィックを監視し、添付ファイルやメール本文に潜むウイルスの検出と駆除、管理者への通知を行う。メールサーバの処理効率の低下を防ぐためのマルチスレッド・スキャン機能や、スパムメールの不正中継を防止する機能なども備える。また、Webベースの管理コンソールも搭載している。

 最新バージョンでは、スパムメールを「メッセージサイズ」、「件名」、「送信者アドレス」や「スパムリスト」(MAPS対応)などに基づいて遮断する機能を追加。また、ウイルス定義ファイルの更新間隔が毎時間に設定可能となったほか、デジタル署名を使用したウイルス定義ファイル更新や、新種ウイルスが急激に拡散した場合に管理者に通知して全社のメールの送受信を一時停止する機能など、ウイルス対策の運用にあたっての管理機能を向上した。

 同製品は、ゲートウェイ用のセキュリティ・ソリューション「Symantec AntiVirus Gateway Solution」として、「Symantec Web Security2.5」と組み合わせて販売する。価格は、100〜249ライセンスの場合、1ライセンスあたり5300円。アップグレードする場合は、1ライセンスあたり2700円などとなっている。

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[ITmedia]