エンタープライズ:ニュース | 2002/10/25 20:51:00 更新 |
電机本舗とアート・ビビアン、LinuxをプリインストールしたPCを発売
電机本舗とアート・ビビアンは、OSにLinuxをプリインストールした低価格PC2機種を発売する。
電机本舗とアート・ビビアンは10月25日、個人ユーザー向けのタワー型PC「LinuxBox」と、公共施設向けのタワー型PC「LinuxBox for Public」を発売すると発表した。両製品とも若松通商やPC DEPOTを通じて、11月下旬から販売する。
LinuxBoxは、ワープロや表計算用ソフトウェア「OpenOffice.org1.0.1J10」を搭載する。同ソフトウェアは、「OpenOffice.org1.0.1」を両社が完全日本語化した国内ビルド版。これにより、マイクロソフトの「Word」や「Excel」といったWindowsアプリケーションとのデータ互換も実現した。また、ユーザーはインターネット経由で、Red Hat Linux用の各種モジュールをインストールしすれば、サーバの構築などにも利用できる。
価格は、5万4800円(モニタ別)。基本モデルのスペックは、CPUが「Duron 1.2GHz」、メモリが256MB、HDDが40GBとなっている。
「LinuxBox for Public」は、OSにオープンソースの無料Linuxを採用し、ブラウザ、メールが利用できる「Mojilla」、OpenOffice.org1.0.1J10を標準で搭載する。同製品では、すぐに工場出荷状態に戻せるようにクイックリカバリ機能を備えているのが特長だ。
価格は、4万9800円(モニタ別)。基本モデルのスペックは、CPUが「Duron 1.2GHz」、メモリが128MB、HDDが40GBとなっている。
また両社は、パソコンショップ向けにLinuxBoxをプリインストールしたハードディスク「LinuxBox Core」も同時に出荷するとしている。
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[ITmedia]