エンタープライズ:ニュース 2002/10/29 17:24:00 更新


サン、J2EEアプリケーションサーバ「Sun ONE Application Server 7」を無償提供開始

サン・マイクロシステムズは、J2EEアプリケーションサーバソフトウェアの新製品「Sun ONE Application Server 7 Platform Edition」の、ダウンロードによる無償提供を開始した。管理機能を強化した上位バージョン「Sun ONE Application Server 7 Standard Edition」の販売も開始する。

 サン・マイクロシステムズは10月29日、J2EEアプリケーションサーバソフトウェアの新製品「Sun ONE Application Server 7 Platform Edition」の、ダウンロードによる無償提供を開始したと発表した。また同時に、管理機能を強化した上位バージョン「Sun ONE Application Server 7 Standard Edition」の販売を10月30日に開始すると発表した。

 Sun ONE Application Server 7は、J2EE1.3、およびJavaテクノロジーにおけるWebサービス構築のための業界標準「JAX-API」に対応している。従来製品から基本設計を一新し、J2EE参照実装をベースとした標準規格に近い最新の実装デザインを採用しており、Javaコミュニティプロセスにのっとった開発を一層促進し、最新のJava標準仕様への迅速な対応が可能になるという。

 Sun ONE Application Server 7 Platform Editionは、開発環境だけでなく実行環境でも利用することができる無償提供製品。対応プラットフォームは、Sun Solaris 8/9、Windows 2000/XPで、Red Hat Linux 7.2/HP-UX 11.0i/IBM AIXについては今後対応予定。

 Sun ONE Application Server 7 Standard Editionは、無償提供されるSun ONE Application Server 7 Platform Editionの全機能に、管理機能を追加した大規模システム向けの上位バージョン。各種機能は、有償で提供されるライセンスキーの入力を行うだけで利用することが可能となる。価格は、1プロセッサあたり48万円。

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[ITmedia]