エンタープライズ:ニュース 2002/11/05 20:49:00 更新


ノキア、中小規模企業向けネットワークセキュリティアプライアンス製品を発表

ノキア・ジャパンは、中小規模企業向けネットワークセキュリティアプライアンス製品「ノキアIP350」の出荷を開始した。

 ノキア・ジャパンは11月5日、中小規模企業向けネットワークセキュリティアプライアンス製品「ノキアIP350」の出荷を開始したと発表した。

 ノキアIP350は、10月に出荷を開始した「IP380」と既存モデル「IP330」の中間に位置する新製品。

 チェック・ポイント・ソフトウェア・テクノロジーズのセキュリティソフトウェア「VPN-1/FireWall-1 Next Generation」稼動に最適化されたハードウェアで、チェック・ポイントの「Secured by Checkpoint」認定を取得している。また、インターネット・セキュリティ・システムズ の不正侵入検知ソフトウェア「RealSecure for Nokia」をプリインストールすることで、不正侵入検知アプライアンスとしても使用可能。

 FireWall-1のプラットフォームとして最大350Mbpsのスループットを実現すると共に、VPNプラットフォームとしては、内蔵暗号化アクセラレーションチップにより、80Mbpsで3DES VPNを暗号化できる。

 ルーティング可能な4つの内蔵イーサネットポートに加え、デュアルポートイーサネットカードまたはWANカードを追加できる2つのオプションスロットを装備。このほか、Webベースのリモート管理ツールを同梱する。

 価格は148万円。なお、搭載ソフトウェアのライセンス料が別途必要となる。

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▼ノキア・ジャパン

[ITmedia]