エンタープライズ:ニュース 2002/11/11 18:13:00 更新


「IDS+ファイアウォール」のアプライアンスをSSIJが発売

SSIJは、米ネットスクリーン・テクノロジーズが開発したセキュリティアプライアンス製品「IDP」を販売する。

 ネットワークセキュリティ事業を手がけるエス・エス・アイ・ジェイ(SSIJ)は、不正侵入検知システム(IDS)の機能に加え、不正アクセスが見つかればその接続を切断し、リアルタイムにシステムを保護する「IDP(Intrusion Detection and Prevention)」を販売していく。

 IDPは、米ネットスクリーン・テクノロジーズが開発したセキュリティアプライアンス製品だ。シグネチャをベースとした侵入検知のほか、トラフィック・アノーマリやプロトコル・アノーマリなど8種類の検知方法によって、高い精度で不正侵入を検知する。これにより、IDSには付き物の「誤検知」を減らすことができる。

 最大の特徴は、既存の多くのIDS製品のように不正侵入やその兆候を検出し、アラートを出すだけで終わるのではなく、リアルタイムにパケットの破棄を実行し、システムを不正なパケットからブロックする防御機能を備えていることだ。つまり、IDSの機能に加え、ファイアウォール的な機能も兼ね備えている製品といえる。

 IDPはセンサーのほか、集中ストレージを兼ねた管理サーバと管理インタフェースから構成されている。価格は要問い合わせ。

関連リンク
▼エス・エス・アイ・ジェイ
▼コシダテック

[ITmedia]