| エンタープライズ：ニュース | 2002/11/19 13:22:00 更新 |
インテル、FSB 533MHzの新Xeonを発表
インテルは11月19日、FSBをこれまでの400MHzから533MHzへ向上させた、新しいXeonファミリのラインアップと新チップセットを発表し、同日出荷を開始した
発表された新しいXeonは2／2.40／2.66／2.80GHzの4種類。すべてのCPUはFSB 533MHz対応となるほか、これまでと同様にハイパー・スレッディング・テクノロジをサポートする。また同時にXeon向けの「Intel E7501／E7505」、Pentium4向けの「Intel E7205」の3つのチップセットも発表された。FSB 533MHz、DDR RDRAM、AGP 8×、USB2.0対応となっており、Intel E7505では64ビットのPCI-Xもサポートする。
都内のホテルで行われた発表会の席上、米インテルのリサ・グラフ氏は「インテルはCPUを製造するだけでなく、XScaleやInfiniBandといったアーキテクチャの標準化を各社と連携して推進したり、ISVとの連携により、インテルアーキテクチャに最適になるようなソリューションを提供してきた。これにより2002年9月現在では、世界全体のサーバ出荷台数のうち87％はインテルベースのサーバとなっているし、2003年にはインテルベースサーバの売り上げが、初めてRISCサーバを上回ると予測されている。エンドユーザーのパフォーマンスを向上させるだけでなく、データセンターなどミッションクリティカルな分野でもパフォーマンスを発揮できるのがインテルアーキテクチャだ」と述べた。
米インテル エンタープライズ・プラットフォーム事業本部 エンタープライズ・プロセッサ・マーケティング・ディレクタ リサ・グラフ氏
会場内ではインテル製マザーボード「SE7505VB2」（Intel E7505）にXeon/2.80GHz×2、グラフィックスカードにATIの「RADEON 9700 PRO」というスペックのマシンで、「3DMark2001 SE」のデモが行われていた
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インテル[今藤弘一，ITmedia]
