エンタープライズ:ニュース 2002/11/29 15:34:00 更新


ツタヤオンラインが基幹DBシステムをUNIXからLinux搭載IAサーバに移行

TIS、デルコンピュータ、日本オラクル、ミラクル・リナックスの4社は、ツタヤオンラインの基幹データベースシステムにおいて、大型UNIXサーバーからLinuxを使ったIAサーバへの移行を支援し、インフラの再構築に着手した。

 TIS、デルコンピュータ、日本オラクル、ミラクル・リナックスの4社は11月29日、ツタヤオンラインの基幹データベースシステムにおいて、従来の大型UNIXサーバーから、Linuxを使ったIAサーバへの移行を支援し、インフラの再構築に着手したと発表した。

 これは、ツタヤオンラインが運営するエンタテイメントサイト「TSUTAYA online」で、急増する会員数に対応し、将来の拡張性の確保とその保守管理コスト削減を目的として、既存システムを構築したTISをはじめとした4社にシステム再構築を依頼したもの。

 新システムでは、ミラクル・リナックスの「MIRACLE LINUX」と、デルのIAサーバ「PowerEdge」およびファイバチャネルストレージ「Dell|EMC FC4700-2」をベースに、オラクルの「Oracle9i Real Application Clusters(RAC)」を組み合わせている。移行完了は、2003年1月末の予定。

 なお、LinuxとOracle9i RACの組み合わせによる大規模システムの構築は、日本初になるという。

関連リンク
▼TIS
▼デルコンピュータ
▼日本オラクル
▼ミラクル・リナックス
▼TSUTAYA online

[ITmedia]