エンタープライズ:ニュース | 2003/01/10 18:29:00 更新 |
トレンドマイクロ、最新Linuxカーネルにモジュールで対応するウイルス対策ソフト
トレンドマイクロは1月10日、Linuxサーバ用ウイルス対策ソフト「ServerProtect for Linux 1.1」の販売を開始した。
トレンドマイクロは1月10日、Linuxサーバ用ウイルス対策ソフト「ServerProtect for Linux 1.1」の販売を開始した。
従来のServerProtect for Linuxでは、最新のカーネルへ対応するためには、同製品自体のバージョンアップを必要としていた。しかし、今回のバージョンでは「KHM」(カーネルフッキングモジュール)を提供。モジュールを入れ替えることで、新しいカーネルに対応できるようにした。パッケージには、「Red Hat Linux 7.2」のカーネル2.4.9-31と2.4.9-31smpを同梱した。「Red Hat Linux 7.3」のカーネル2.4.18-10については、同社のWebサイトからダウンロードできる。
KHMモジュールの提供は、ServerProtect for Linux 1.1正規ユーザー向けのWebサイトで行う。同サイトでは、正式サポートモジュール、複数のユーザーがダウンロード済みで問題が報告されていないモジュール、新しいモジュール、障害が報告されたモジュールの4カテゴリに分類して提供する。
また、ServerProtect for Linux 1.1では、ウイルス駆除前のバックアップファイルの作成や、ログの手動・自動削除機能なども追加した。
価格は、1サーバあたり15万5400円となる。
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[ITmedia]