エンタープライズ:ニュース 2003/01/14 20:25:00 更新


3Com、レイヤ2スイッチを802.1x認証に対応させる拡張ソフトウェアを発表

スリーコム ジャパンは、レイヤ2スイッチ「SuperStack 3 Switch 4400ファミリ」の機能を拡張し、802.1xによるユーザー認証を実現するためのソフトウェア「3Com SuperStack 3 Switch 4400 Version 3.0ソフトウェア」を発表した

 スリーコム ジャパンは1月14日、スタッカブルなレイヤ2スイッチ「SuperStack 3 Switch 4400ファミリ」の機能を拡張する新ソフトウェア「3Com SuperStack 3 Switch 4400 Version 3.0ソフトウェア」を発表した。

 このソフトウェアを活用することにより、エッジ側スイッチで、RADIUSサーバと連携した802.1x準拠のユーザー認証とネットワークログインが可能になる。スイッチの各ポートに接続されている端末からの不正アクセスを防止し、認証されたユーザーのみをネットワークにアクセスさせることが可能になるほか、ユーザー名やセッション期間などの各種セッションデータをログファイルの形で記録することができる。

 同社は合わせて、このセキュリティ機能をサポートするためのオプションパック「3Com NetworkSupervisor Advanced Package v2.0」もリリースしている。これを、ネットワーク管理ソフトウェアの「3Com Network Supervisor v4.0」に追加することにより、802.1x対応のネットワークログインをサポートし、RADIUSサーバの検出を行えるようになる。

 SuperStack 3 Switch 4400ファミリのユーザーは、サービス契約を通じてSuperStack 3 Switch 4400 Version 3.0を入手できる。また3Com Network Supervisor Advanced Package v2.0の価格は15万9000円。いずれのソフトウェアも、同日より提供が開始されている。

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[ITmedia]