エンタープライズ:ニュース 2003/02/14 19:36:00 更新


三菱電機、業界初の概念抽出型文書知識サーバを開発

三菱電機は、あらかじめ加工されていない雑多な文書から、自動的に概念を抽出できる業界初の概念抽出型文書知識サーバを開発した。

 三菱電機は2月13日、業界初の概念抽出型文書知識サーバを開発したと発表した。

 同サーバは、あらかじめ加工されていない雑多な文書から、自動的に概念を抽出することで、潜在する新知識を発掘して提供できるという。

 文書の中から言葉間の関連性(概念)を自動抽出し、数量化する「概念抽出型テキストマイニング」、手書き文書・図面・電子文書などの各種文書から文字列をもれなく抽出してキーワード検索を可能にする「レンディションフリー文書解析」、全文検索に加えて、概念検索、KnowWho(人物・組織の照会)を超高速に実行可能な「並列ナレッジ検索プラットフォーム」などの技術により、同サーバを実現している。

 同社では、グループウェア、ワークフロー、セキュリティなど、他システムとの連携を強化した文書知識活用ソリューションを実現することで、様々な用途への展開を計画している。

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[ITmedia]