エンタープライズ:ニュース | 2003/02/27 18:01:00 更新 |
NEC、Windows環境のItaniumサーバとして世界最高性能を達成--SAP SDベンチマーク
NECソリューションズは、Itanium 2を32個搭載した「NEC 32CPU Intel Itanium2サーバ」と、SAN対応ディスクアレイ「iStorage S2000シリーズ」の組み合わせが、SAP SDベンチマークにおいて、Windowsベースで世界最高性能となる2750同時アクセスユーザ数を達成したと発表した。
日本電気(NECソリューションズ)は2月26日、Itanium 2を32個搭載した「NEC 32CPU Intel Itanium2サーバ」と、SAN対応ディスクアレイ「iStorage S2000シリーズ」の組み合わせが、SAP SDベンチマークにおいて、Windowsベースで世界最高性能となる2750同時アクセスユーザ数を達成したと発表した。
SAP SDベンチマークは、基幹業務向けパッケージ「SAP R/3」に含まれるオンライントランザクション系の販売管理モジュール「SD」を利用して行われるもの。SAPシステム向けサーバで最も一般的な性能評価指標とされている。今回の性能は二階層モデルで達成した。
測定システム環境は、NEC 32CPU Intel Itanium2サーバで、システムメモリには64Gバイト、OSには「64ビット版Windows Server 2003, Datacenter Edition」ベータ版を搭載した。データベースには64ビット版「SQL Server 2000 Enterprise Edition」ベータ版、ディスクアレイにはiStorage S2000シリーズを使用。SAP R/3のバージョンは、4.6Cを利用した。
性能記録値は、同時アクセスユーザ数が2750ユーザー、平均レスポンス時間が1.84秒、スループット(SAPS値)が13934、セントラルサーバCPU使用率が85.0%だった。
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[ITmedia]