エンタープライズ:ニュース 2003/03/07 19:47:00 更新


野村総合研究所、システムソリューション事業拡大を目的にパートナーとの連携を強化

野村総合研究所は、システムソリューション事業の強化を目的に、「eパートナー契約」という形でいくつかのパートナーとの連携を強化する。

 野村総合研究所は、システムソリューション事業の強化を目的に、選定したいくつかの優良パートナーと「eパートナー契約」を結び、品質や人材のいっそうの強化を図ることを明らかにした。

 このたびeパートナー契約を締結するのは、既存のパートナー企業のうち、専門性の高い業務ノウハウや情報技術力を備えた国内企業数社。その中にはアルゴ21やキューブシステム、ハイマックス、ビック東海などが含まれている。野村総合研究所では4月以降もeパートナー企業を拡大し、中国の企業も含め15社程度にまで拡大する方針だ。

 同社はeパートナー企業に対し、顧客のシステム機能強化や新規システム構築に際して、要件定義や基本設計などの上流工程から参画を求める。合わせて、eパートナー各社の人材育成も積極的に支援し、プロジェクト管理能力や専門的な業務知識、情報技術力などの向上を図るという。

 野村総合研究所ではこうした取り組みを通じて、システムソリューション事業の中でも最も重要な人材と品質、それに情報セキュリティの3分野を計画的に強化していく構え。

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[ITmedia]