エンタープライズ:ニュース | 2003/03/17 22:10:00 更新 |
日本ベリサイン、無線LAN用PKIソリューションを発表
日本ベリサインは、マネージドPKIサービス「VeriSign OnSite」を機能拡張して、無線LANセキュリティを向上させるためのソリューションを提供する。
日本ベリサインは3月17日、マネージドPKIサービス「VeriSign OnSite」を機能拡張して、無線LANセキュリティを向上させるためのソリューションを提供すると発表した。
新たに提供されるソリューションは、IEEE802.1x EAP-TLS認証方式によるものと、IPSecを利用したVPNソリューションの2つ。
EAP-TLS認証ソリューションでは、RADIUSサーバとクライアント双方に電子証明書を発行し、相互認証を行う環境を提供する。EAP-TLS認証を利用することで、社内に設置されたアクセスポイントに対するユーザー認証およびデバイス認証を電子証明書により行うことが可能となり、無線LANセキュリティを向上することができる。また、RADIUSサーバを利用するため、電子証明書の集中管理が行えるようになる。
VPNソリューションでは、社内アクセスポイントと社内ネットワークの間にVPNゲートウェイを設置することで、IPSecによる通信の暗号化とユーザー認証を行うようにする。また、インターネットと社内ネットワーク間にVPNゲートウェイを設置すれば、公衆無線LANなどのアクセスポイントから社内へリモートアクセスする際にも統一した操作環境を提供できるという。
今後同社は、RADIUSベンダー各社と協力し、無線LANセキュリティを向上させるソリューションの提供およびマーケティング活動をさらに推進していくとしている。
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[ITmedia]